お知らせ
見学会「大河津分水路改修事業とながおか花火」
11月24日、参加者26人は、長岡市に新たにオープンした二つの施設「にとこみえ~る館」と「道の駅ながおか花火館」を訪問しました。「にとこみえ~る館」は大河津分水路で進められている改修事業をPRする施設で、「道の駅ながおか花火館」は長岡花火を映像と音で体感的に楽しめる今話題の施設です。
まず一行が訪れたのは、寺泊野積に今年7月リニューアルオープンした「にとこみえ~る館」。2022年に通水100周年を迎える大河津分水路の改修事業に関する情報発信基地です。一行は館内に新設されたシアターで、昨年の台風19号の状況と大河津分水の概要を12分間にまとめた映像を鑑賞。北陸地方整備局・信濃川河川事務所の室永所長から、「大河津分水路の川幅は、入口720メートルに対し出口180メートルと洪水を処理する能力が不足している。工事のメインは河道を広くすること」と説明を受けました。さらに、館内にはデジタル技術を駆使したAR/VRコーナーも設けられており、工事の詳細を興味深く学べる工夫が施されていました。
大河津分水路の改修工事は2023年の完成に向けて進行中で、室永所長は、「(1922年に通水してから)100年間の思いをつなげて最終工事をしている」と意気込みを語っていました。
次に一行は、喜多町に今年9月にオープンした「道の駅ながおか花火館」に移動。施設内の「ながおか花火ミュージアム」ドーム型シアターでは、中越地震復興祈願花火“フェニックス”や“正三尺玉”など長岡花火の代表的プログラムを360度映像と大音響とともに体感!今年は新型ウイルスの影響で中止になってしまった長岡花火を肌で感じることができました。
「ながおか花火ミュージアム」は、こうした迫力ある映像体験の他にも、長岡花火の歴史や意義、そして、長岡市の魅力を楽しく学ぶことができます。長岡市は来年、花火大会を開催すると発表しています。こうした施設を通して長岡の魅力が発信され、全国からまた多くの方が長岡市を訪れることを願わずにはいられません。
今回の見学にあたり、ご協力いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。