お知らせ
燕市 ものづくりのまち 見学会~燕市におじゃましました。
燕市役所にて座学
恒例の見学会、今年は10月17日に協会会員社より36人が燕市を訪問しました。昨年10月から1月までBSNテレビにて放映された「日曜劇場下町ロケット」で、燕市はロケ地に選ばれ、多くの重要なシーンが撮影されました。
人気ドラマ番組とのタイアップで目指した市民参画や地域活性化について、またふるさと納税額で5年連続県内1位となっている背景について、鈴木力市長と企画財政部の堀越巌広報企画主幹のお話を聞きました。
燕市では、掲げた人口増戦略、①定住人口増戦略~住みたい・働きたいと思う人を増やす、②活動人口増戦略~キラキラ輝く人を増やす、とともに、③交流・応援(燕)人口増戦略~訪れたい・応援したいと思う人を増やす、という施策に力を入れてきました。住んでいないけれど訪れたい、産品を買いたい、風景を愛している、といった燕市のファンを増やし、町の活力につなげたいという思いでした。2018年8月に大規模ロケを公表、9月下旬よりロケ第1弾が始まり、キャストによる田んぼでのトラクター運転などを撮影、10月に田植えシーン、11月に農業機械展示会「アグリジャパン」シーンなど、3度の大型ロケを敢行、多くの市民もエキストラに参加しました。
10月14日に放送スタート、放送のある週末を中心に寄付が集まるようになり、2018年度のふるさと納税額は前年度比約1.7倍の16億8413万円、5年連続で県内1位となりました。返礼品は良い品を厳選、洋食器や調理器具などの金属加工製品のほか、下町ロケットデザインの袋に入った地元の特別栽培米コシヒカリ「飛燕舞(ひえんまい)」も用意、今後の地域イメージや知名度の向上、シビックプライドの醸成、燕市のブランド力強化につなげていきたい考えです。
(広報つばめに寄せられた市民の声より)
・劇中に「新潟県燕市」の文字が出てきて、実際に燕市の映像が…。職人のまち、燕市をPRするかのようなドラマ。新潟県民としてうれしい!
・「めったにない機会」と誘ってくれた夫に感謝。カイロを貼り、暗くなるまで行ったり戻ったり。出演シーンは我が家の永久保存版。
<下町ロケット×燕市 特設サイト>
http://www.city.tsubame.niigata.jp/rocket/
燕市産業史料館にて
一行はその後燕市産業史料館へ移動、2019年4月にリニューアルしとても見やすくなったと評判の施設です。職員の方の説明をききながら見学させていただきました。かつて度重なる水害に悩まされながらも、地理的条件を生かして和釘作りから鎚起銅器、ヤスリ、煙管など、燕市が世界トップレベルの金属産業拠点になった歴史を楽しく学ばせていただきました。
<燕市産業史料館>
http://tsubame-shiryoukan.jp/index.html