お知らせ

全広連シンポ「プロスポーツを通じた地域振興」を開催しました

毎年全国数か所で実施している全広連シンポジウム、今年は9月の青森に続き、10月4日に新潟市で開催した(主催/公益社団法人全日本広告連盟、新潟広告協会 協賛/公益財団法人吉田秀雄記念事業財団)。
東京オリパラ、パンデミック禍以降も、地域は独自に経済を廻していくためのエコシステムを再構築する必要があり、プロスポーツは、地域密着、地域循環エコシステムのひとつの有望な仕組みと為りうるもの。第一部では(株)北海道日本ハムファイターズ取締役の前沢賢氏による基調講演「ファイターズが目指す新しいまちづくり」。現在札幌市に本拠地を置くファイターズが、隣接する北広島市に建設中の「北海道ボールパークFビレッジ」について講演を行った。単なる「新しい野球場」づくりから大きく踏み出し、国、周辺自治体、各種ステークホルダーとの合意形成を進め、プロスポーツの価値と北海道の価値を融合させた「街づくり」に取り組む姿をご紹介いただいた。

「地域を元気に!新潟発の取組みのこれから」の様子

休憩を挟んでの第2部はパネルディスカッション「地域を元気に!新潟発の取組みのこれから」。前沢氏のほか、事業協賛というかたちでスポーツや地域を支援する活動を積極的に行っているサトウ食品(株)代表取締役社長の佐藤元氏、ホームタウンを県内30市町村に拡大し「ご当地応援選手」を配置しPR活動を実践する(株)アルビレックス新潟 営業本部長の栗原康祐氏、今夏の東京五輪に日本代表選手を輩出し、チーム強化と水球によるまちづくりに取り組む柏崎市教育委員会 水球のまち推進室の永田敏氏が登壇。(株)新潟日報社論説編集委員 渡辺洋氏の進行で、それぞれの考えるスポーツと地域の共生のあり方、その課題などについて話し合った。